こざと整骨院松丸です。
通常、何か捻った転んだ、折れたなど何かしらの原因があるものは怪我の痛みです。
怪我の応急処置をします。
それ以外の、慢性的な痛み、原因不明の痛みや体調不良。
これらの症状は根が深く、昨日今日悪くした訳ではなく
数年~数十年の積み重ねの結果、今症状が出ています。
なので、魔法の様に何かしたらすぐに良くなる
痛みが消えるなんて都合のいい話はありません。
ですが、この気持ちはよく分かります。
僕は約10年前に偏った食生活が続き、胃炎になった事がありますが
その時「薬飲んでも全然変わらない」「今日も痛い」「全然良くならない」
と、自業自得なのにもかかわらず、内心文句しかありませんでした。回復するまでに3カ月かかりました。
その間「本当に良くなっているのか?」「医者変えた方がいいかな?」「再検査必要なんじゃないか?」など悶々として大分ストレスでした。
今となっては
「長年の積み重ねで痛めて炎症起きてるんだから流石に時間かかるよね」
と理解できますが、当時の当事者としては
「早く治らないのはおかしい」と医者に「長くかかるよ」言われても納得できない自分を覚えています。
人間だれしも何か辛い症状などありましたら
「すぐにその症状をどうにかしたい」と考えるのは非常に分かります。
しかし実際は
悪くするのも「積み重ね」
良くなるのも「積み重ね」
そこに魔法は無く
原因があり結果がある
頭では分かっていても
気持ちは追いつかない
難しいです。
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