起立性障害について①(子どもの体調不良)
- taiseikozato2025
- 9月20日
- 読了時間: 2分

こんにちは!
こざと整骨院の岡﨑 大晴です。
今回は親御さんや教職の方等、
『子どもと関わりがある方』に特に知ってほしい、『起立性障害』について、複数回に分けて書いていきます。
「朝、なかなか起きられない」
「遅刻しがち」
「授業中の居眠り」
「貧血・目まい・気持ち悪いをよく聞く」
お子さん達の症状で、
こんなふうに相談を受けることが少なくありません。
中には「学校にいけない・いきたくない」と悩んでいる子も。
病院にかかって、
投薬したり、カウセリングしたり、
色々試してみたけど、なかなか良くならない。
一方で、
学校を休んだ昼間や、休みの日は元気なのに…。
そんな様子をみていると、
「なんでまわりに合わせられないの?」
「だらしない」
「意思が弱い」
「甘えてるんじゃないか?」
「仮病なんじゃない?」
『こんなに心配してるのに!!』
お互い辛いですね。
でもね、ちゃんと理由があるんです。
『起立性障害』
自律神経の働きがうまく調整できず、
・目まい
・動悸
・立ちくらみ
・頭痛
・倦怠感
などを引き起こす状態のことをいい、
特に小学校高学年〜高校生にみられるとされています。
最近だと
小学生では約5%
中学生では約10%
の子ども達が、起立性障害の症状があるとされる研究結果もあるようです。
これは明らかな病変等ではなく、
身体の機能が、低下してきた状態のことを指します。
決して、「気持ちが弱いから」ではないんですよ。
次回に続きます。






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